ザリガニのようなフォルム
美しい流線型
角度によっては未来のロケットにも
そんなことを考えながらスケッチに線を引いて
バランス良くまとまったところでとりかかります。
トチノキの辺材と心材の色がはっきり分かれた部分です。
線に沿って帯ノコで切ると
思いもしない形になります。
福田繁雄さんの作品でこういう技法があるなぁと
思い出します。
きれいな曲面が出るまで彫って削ります。
鈴カステラの色です。
磨いた後にミツロウワックスで仕上げますが、その前に
明るいほうの材の表面を強くするのに
アマニ油をしみ込ませました。
制作日数二日間です。
綺麗なラインにこだわらなければ
もう少し早くできると思うのですが、
ちょっと妥協した一部で
全体が崩れることがありますので慎重に・・。
次きまして
トチノキの赤い部分です。
帽子
イカの側面のヒレ
お友達のアイデアをヒントに、浮き上がるヒトデ
などから面白いラインを探しました。
どの作品もそうですが、完全な左右対称を計らずに
フリーハンドの線描きから始めます。
その微妙なゆがみが、自然でより生きもののようにみえれば…。
三つめは初めて見たのですが
細かい霜降りのように白い斑点がある部分を使ってみました。
四つ足の謎のフォルム
スロー
時々威嚇
でゆるく考えました。
ななめ前から
横から
相変わらず妄想が止まりません。。