2015/07/23

デロンギオーブン修理(記録)

先日、デロンギのコンベクションオーブン95FLの内部で小さく
パチパチと青白くショートした後、
オーブン時の上部ヒーター温度が上がらなくなりました。

ネットで調べると、故障のほとんどがダイオード交換で直っています。
ということで直している方のブログを参考に修理してみます。


10年前にモードダイヤルの軸が折れた時に一度分解したことがあるので
ためらわずどんどんバラします。


シンプル構造なのでネジ10本位はずすだけでもうムキ出しに。





ダイオードは上下にひとつずつ付いているらしく、
見てみると上のものだけ割れていました。
(ベルの下)

ダイオードの接続部分とその上のタイマーベルのすき間が
ほぼなくて、間を白い樹脂シートで仕切っているだけです。

そのシートが一部溶けて穴が空いていました。

パンを焼く時にオーブン内に霧吹きで水をかけていたのですが、
ひょっとしてそれが良くなかったのかもしれません。




タイマーベルを外しました。
ダイオードはカシメとハンダづけでついていますが、
カシメだけゆるめてむしり取りました。





数日後。
注文していたダイオード「P600K」です。(P600K-E3/54)
5個単位の注文で送料込み800円ちょっと。安くて助かりました。




取り付けもハンダづけなしで大丈夫そうだったので
強くカシメるだけにしました。

白い樹脂シートの穴をふさぐのに、100均のシリコンシートを
適当な大きさに切って仕切りました。





元に組んで電源ON。おぉ〜復活!

まだまだお世話になります。

キューピー


材はトチノキ。
角材に輪郭を描いて帯ノコで切ります。




これが本当にキューピーになるのかな…。
身長は13cmくらいです。




小刀と彫刻刀でガリガリと彫っていきます。




このくらいまで彫ったら、彫りながらヤスリがけです。




資料とにらめっこしながら、
ふっくらした感じを出すように減らしていきます。




顔ができてくるとやはり愛着がわいてきます・・。




おへそをつけて、完成です。













まつげは凹凸で表すとうるさそうに感じたので、
目の上を少しだけ深く彫って影で見せてみました。
うっすらとまゆげも。

柔らかい笑みの表情がお気に入りです。

納得がいくまで時間をかけた、快心の一作になりました。



堺アート・ワールド2015

7月18〜19日の二日間、堺アートワールドに参加してきました。

お立ち寄りいただいたみなさま、ありがとうございました。


ここはお子さんの来場者が多いのと
床がカーペットなので作品落下時の傷の心配がなく、
木に触れて感じてもらうのにちょうどよいです。

毎年出させてもらって、もうおなじみに
なってしまったかもしれませんが、好きなイベントなので
来年も応募します(^^)


2015/07/05

クリマと庭

クリマから半月経ってしまいましたが・・
お立ち寄りいただいた皆さま、ありがとうございました。


画像は開場前です。
相方と一緒に土曜日だけの出展でした。
クリマは広いので後ろに壁がないと、何を売っているのか
わかりづらいですね・・。
少ない什器でできないか思案してます。



生き物を10点かエイリアン2点どちらを仕上げるかで、
エイリアンを選んで並べていました。
次回の記事で紹介します。



庭にて


スズメガの仲間でセスジスズメというそうです。
この流線形!ほれぼれします。



花の蜜を吸うカワイイやつです。


スズメガといえばこちらも。


昔の画像ですが、オオスカシバです。

速そうな形なのですが、パタパタとホバリング飛行です。


引き込まれそうな目。





メダカの赤ちゃんが大きくなってきました。
いろんな色が生まれてます。



サカマキガイ?が水面の裏を移動して
メダカのえさを食べています。
逆さの世界。




納屋のツバメの赤ちゃんも5羽絶賛成長中。

去年から巣を作りはじめて二年目。
今年もよそより遅い巣作りでした。
去年の遅く育った子が戻ってきてくれたのかな。




畑の野菜も7月に入ってようやく採れはじめました。

毎日が楽しみです。


2015/05/30

家の周りのミクロ

庭では今、ユキノシタが満開です。


普段は日陰を好んでおとなしいのですが、
花となると急に伸びてきて存在をアピール。



妖精に見えるような形。
ヒラヒラっと空を舞いそうです。



畑ではキュウリが元気で、どこかにつかまりたいと
ツルを伸ばしはじめました。


こんなところにも美。




ポールを二本立て、麻ひもで渡します。
これにからまってくれよ〜と思ってたら、別のツルがもう!

気にして見ていると、
8分でこんなに動いていました。






桐の葉っぱに何かきれいなものがついています。
1cm弱です。



近くにスライムみたいな物体も。
よく見るとイモ虫でした。


じゃあ上の丸いのはイモ虫の卵かと思いましたが
それにしては大きい。
調べてみると「クロタマゾウムシ」の幼虫と、その繭だそうです。



翌日、注意して探すとすぐ見つかりました。
繭より小さくて、これは見逃すサイズ。


一生のうちに形変わり過ぎです!



それから昨日のツルです。


ぐるぐる巻きに。お見事です。


2015/05/11

Facebookと畑

Facebookはずいぶん前に登録だけで使っていませんでしたが
art challengeというのを紹介されまして、5日間に渡って
画像を何点かUPしました。

https://www.facebook.com/uapoom

登録なしでどなたでも見られると思います。もし良ければ。。

しかしブログもそんなに更新しないのにfacebookは続けられない…。
ブログの記事をリンクさせようかと思っています。




家庭菜園の記録



ようやくひと通り蒔いたり植えたりの状態です。




出てきたものは早めに植えたジャガイモくらい。




越冬したニンニクとラッキョウは来月に抜こう。




苗で植えたものは全部このくらいの大きさ。




二年前に植えたミョウガは少しずつエリアを拡げていってます。
いくら採れても大歓迎ですよ。




新茶は二ヶ月分くらいの量だけですが、楽しみです。
もう摘み頃。

新芽の緑はさわやかですね。



野菜くず置き場から、カボチャが大量に発芽。

肥料をやらない我が家では、ここから出てくる野菜の成長が
一番良いです^^;

みなさん今年もお世話になります〜。



2015/05/04

トチノキ生物3種

ザリガニのようなフォルム

美しい流線型

角度によっては未来のロケットにも


そんなことを考えながらスケッチに線を引いて
バランス良くまとまったところでとりかかります。



トチノキの辺材と心材の色がはっきり分かれた部分です。




線に沿って帯ノコで切ると
思いもしない形になります。

福田繁雄さんの作品でこういう技法があるなぁと
思い出します。




きれいな曲面が出るまで彫って削ります。
鈴カステラの色です。




磨いた後にミツロウワックスで仕上げますが、その前に
明るいほうの材の表面を強くするのに
アマニ油をしみ込ませました。




制作日数二日間です。

綺麗なラインにこだわらなければ
もう少し早くできると思うのですが、
ちょっと妥協した一部で
全体が崩れることがありますので慎重に・・。





次きまして
トチノキの赤い部分です。

帽子

イカの側面のヒレ

お友達のアイデアをヒントに、浮き上がるヒトデ

などから面白いラインを探しました。








どの作品もそうですが、完全な左右対称を計らずに
フリーハンドの線描きから始めます。
その微妙なゆがみが、自然でより生きもののようにみえれば…。







三つめは初めて見たのですが
細かい霜降りのように白い斑点がある部分を使ってみました。

四つ足の謎のフォルム

スロー

時々威嚇

でゆるく考えました。


ななめ前から




横から





何かを感じて立ち上がりワーッと威嚇。


相変わらず妄想が止まりません。。