先日、昔お隣さんだった年配のご夫婦に久しぶりにお会いしました。
畑の楽しさや、漬け物や豆腐の作り方を教えてもらったり、田舎暮らしに進むきっかけにもなったご夫婦です。
もう80ウン歳ですが、変わらずお元気でこちらがパワーをいただくほどでした。
当時、玄関先に時々練炭コンロが置いてあったので、その話をすると、もう50年ほど手作りにんにく卵黄粉末を飲んでいるとのこと。
・にんにく1kg
・卵黄10コ
・水少し
をじっくり7時間とろ火にかけるだけだそうです。
簡単にできるよ〜と言われて、早速作ってみました。
練炭コンロは納屋に眠っていました。
鉄バンドが外れていますが、まだまだ使えそうです。
練炭もありました。
昨夏の台風の浸水で一度濡れているけど大丈夫かな…。
数日天日干ししてあります。
am10:30
点火の方法がわからず、バーナーで下の通風口から
無理矢理火入れしました。
写っていませんが、煙が相当臭い!!
湿気っているからかな?
にんにくに移るのではと心配するほどです。
1時間ほどすると、においはかなり減りました。
にんにくはこの状態で、水は適当に150cc。
ふたをして火にかけること数十分。
pm0:15
柔らかくなったのでマッシャーでつぶしました。
にんにく1kgのにおいも強烈!!
服は終わったら要洗濯。
鍋が熱くなると火からおろします。
臭いにつられてやってきた2dogs。
練炭は全体が赤くなり、煙と臭いはもうほぼありません。
薪ストーブ用のロストルをのせています。
pm0:25
卵黄を投入。
ここから焦がさないように、ひたすら混ぜます。
コンロの通風口は少しだけ開けた状態。
pm0:55
やや膨張してとろとろふわふわです。
これが本当に粉になるのでしょうか…。
pm1:15
今度はかさが減ってきて、徐々にねっとりと。
鍋底が見えはじめました。
pm2:20
始めて2時間くらい経過。
粘りが強く、片手で鍋を押さえないと混ぜられなくなりました。
でもまだゴールまで折り返してもいない…。
持ち上げるとこんな感じです。
味噌、というよりキャラメルのような粘り。
全部を混ぜるのが辛いので、
側面にくっつけて一部だけ混ぜるアイデアを思いつく。
とにかく焦がさないように必死です。
pm3:25
粉になる前にボールになると聞いていたので、
一つにまとめてみました。
でもこれがその通りかはわかりません。
もうこの辺りですっかり力を使い果たして、グロッキー状態です。
80代のおかあさんはこれをやってるんですね(驚)
敗北感の中、コンロを外から土間に移動して
相方にバトンタッチして横になりました(恥ず)
pm4:30
気付くと1時間寝てしまっていました(汗)
相方を見るとあの固まりを分割して混ぜていました。
粘りがなくなってきたようです。
表面に油がうっすら出ているような。
ここで交代して、ヘラ二本で切り混ぜました。
pm5:05
シャカシャカ音がなるほど乾いてきました。
pm5:25
フレークのような状態まで固くなりました。
でもここから粉になる感じがしないです。
ほどけるように粉になるということなので
どこかで間違えたかな。
pm6:55
いつまで経ってもフレーク状態から変化がなく、
時間もないので結局ミルで粉にしてしまいました。
いただいた見本と似ているので良しとしましょう(笑)
最後にサッと水分を飛ばして終わりにしました。
相方とガッチリ握手をして健闘をたたえあう…。
これを空カプセルに入れて一日一錠飲みます。
さて、体はどう変わるでしょう。
今は力み過ぎてヘトヘトですが。。
こんにちは、むしるしです。
返信削除にんにく卵黄って、こうやってつくるんですね。
わかりやすい説明と写真で、とても興味深かったです。
苦労してできあがっているので、とても効き目があると思います。
(しかし、こういうの作ってる人いるんですねぇ。)
むしるしさん
返信削除事前にネットで調べても、粉まで仕上げている人がいなかったので、途中からは未知の世界でした。
もう、キャラメル状になってからは過酷な作業でした!
今回の分で一日一錠だと、5年飲めると聞きましたが、5年後もう一度できるだろうか・・。
今回のは練り方が間違っていると信じて、もう一度きちんと教わってきます。
効き目はまだ確認できません(汗)カプセル一錠が小さいのかな…。
カプセルにもいろんな サイズがあるのを知りました。