今回は10名での作業でした。
もうかなり久しぶりの炭焼きということで、
窯が劣化していないか不安。。
手前のレンガを外しました。
奥にまたレンガでできた障壁が見えます。
障壁を取って中を見ます。
う〜ん、かなり灰かぶってます。
原因はわかっているので仕方ない…。
奥の上部に入れておいた缶が見えます。
中身は後ほど。
炭を出していきます。
高感度で撮影。
奥のほうの炭はしっかりしていました。
今回も師匠が来てくれました。
細かい隅の掃除に程よい大きさの松葉を用意する、道具を応用する知恵は勉強になります。道具が少なかった時代の生活の中で、物の形や特徴を自然と身につけてこられたのでしょう。憧れです。
炭出しの一方で、次に入れる炭材を割るのですが
中からカミキリムシの幼虫がたくさん出てきました。
焼くとおいしいんですが見た目が^^;
この日は炭焼き小屋の横に建ったピザ窯でピザを振る舞ってくれる方がいたので、モスラは釈放。
午後から炭材を詰めて、また障壁と焚き口をレンガで作り、午後4時前に点火となりました。
それからあの缶の中身です。
リョウブの彫りかけの人型は・・・
!!!
なんと見事芯から真っ二つに!!
潔い割れ方に爽快感すらあります。
これはこれでアリなのかも…。
清掃鳥を一羽入れていたようで、2cmちょっとの黒鳥になっていました。
カットした木っ端も、縮みながらも形を保っています。
柔らかいトガで適当に彫った実験体も割れずにいました。
土台のケヤキは何ヶ所か割れていて意外。
一緒に入れておいた彫刻刀の切りくずはメタリックに見えてカッコイイ。
今回の炭焼きでは何も入れていませんが、予想以上に形が残っていたので次回もうちょっと彫り込んだモノを入れて見ようかな…。
こんにちは、むしるしです。
返信削除カミキリムシ幼虫、いつもは食べているのでしょうか?
(ちょっと、ドキドキしてしまいました。)
炭化フィギュア割れてたんですね、残念です。
(木目の影響でしょうか?それとも形でしょうか?)
割れ目から別素材の何かが出てきているような表現も
出来るかも?なんて思いましたが、蛇足感が出るかも。
この形は、きわどいところで、
繋がって立っている感じがシンプルで面白ですね。
炭化させる技法は、結果が出るまでに時間を要しますが、
何か新しいタイプのフィギュア仲間が表れるのではないか?
と、期待させてくれる予感もしています。
むしるしです。
削除・シンプルで面白ですね → シンプルで面白いですね
・仲間が表れる → 仲間が現れる
でした。
むしるしさん
返信削除幼虫は昔は普通に食べていたそうですが、今は体験として食べています。全く臭みがないので、一度食べると慣れます^^;
炭化のヤツは想像以上に割れてしまいましたが、おっしゃるように開いた空間に何かが存在するような、出たあとの抜け殻のような、その視点だと面白いと感じました。
次に作るなら、凹凸をはっきりさせた大型のほうが炭に合うかなと考えています。
こんにちは、むしるしです。
返信削除おぉ、食べてましたか!
日本では、蜂の子・イナゴやザザムシの佃煮は知られてますが、習慣が無いと勇気がいりますね。ただ、カミキリムシ幼虫はザザムシと比べると、その姿は色形共に"食べてもよさそう感"は上かもしれません。ただ、でかさにひるみそうですが・・・。
外国では、カイコの蛹やタガメを食べる所もあるみたいですね。
(タガメは日本では絶滅の危機なのに。)
昆虫はキチン質の外骨格を持った生き物というくくりでは、エビ・カニ・シャコなどと同じと思えなくもないけれど…といった感じですが。
過去にどこかのお土産屋さんで、イナゴの佃煮を試食したときは、ちょっと食感がエビっぽいなと思いました。
むしるしさん
返信削除虫の佃煮いろいろとありますね。ザザムシは初めて知りました。
イナゴ佃煮ははるか昔、弁当にこっそり入っていたのを思い出しました。息子にドッキリかと。
蜂の子は数年前の朝、山にいる時になぜか大きな蜂が蜂の子一匹抱えて飛んで来て、目の前で置いて帰りました。このままだと死んでしまうし、僕にくれたのかなと思い、口に放り込みました。うす〜くアンモニアに似た匂いがして、あまり好みでなかったです。
その点カミキリムシ幼虫は、じっくり焼いたものは人におすすめできます^^
カイコの蛹は一度缶詰のを挑戦しましたが、独特な食感がたまらず二口でギブアップしました。缶詰じゃなければまた違うかも。
タガメも食べるんですねぇ。固そうですが揚げるのかな…。
ちなみにこれだけ語って、それほど珍味好きではないです。好奇心が少しあるだけで^^